- うつぼ
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うつぼ【空】⇒ うつお(空)IIうつぼ【空穂】⇒ 窪田空穂IIIうつぼ【靫・空穂】矢を携帯するための筒状の容器。 竹などを編んで毛皮を張ったもの, 練り革に漆をかけたものなどがあり, 右腰につける。 矢羽を傷めたり, 篦(ノ)が狂ったりするのを防ぐ。 うつお。〔「靭」と書くのは誤用〕IVうつぼ【鱓】(1)ウナギ目ウツボ科の海魚の総称。 全長50~150センチメートル。 体形はウナギに似るが太く, 胸びれと腹びれがない。 ウツボ・トラウツボ・ゴイシウツボなど日本近海に約四〇種がいる。 温帯・熱帯海域に広く分布。(2){(1)}の一種。 全長約90センチメートル。 からだは細長く, やや側扁する。 体色は暗褐色で, 淡色の不規則な横縞の斑紋がある。 皮膚は厚くてたるむ。 鋭い歯をもち凶暴。 夜行性で小魚やタコなどを食う。 肉は食用ともなり, 皮はなめして使う。 本州中部以南の岩礁域に分布。 ナマダ。 ウージ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.